なんでもあり

なんか宇宙って実は放っといても勝手に整ってくれるんじゃない? ということに気づいたつぶやきとか

内面=現実、ではない話

その日は、集合予定の時間までギリギリで、
間に合うにはタクシーを使うしかなかった。

前の予定が押したせいで、余裕がなくなって
しまったのだ。

しかし、その時わたしがいた場所はちょっと
僻地で、いつでもどこでもタクシーが走るような
ところではない。

そして何より、その日を含めた数日間、
わたしはずっと極度に気分がわるかった。

消えてしまいたいほどの強い自己嫌悪、
周囲への批判、状況へのうらみ。

もやもやとどす黒い気分がずっと続いていた。

そんな中、さあ、どうやってタクシーを呼ぼうか、
電話するしかないかな……それでも、やっぱり
少し遅れてしまうかもな……などと考えながら
道路に出ようとしたその時だった。

一台のタクシーが、わたしのいる側の道路を
スーっと走るのが見え、そして、止まった。

少し先にある、めったに赤にならない信号が、
なぜかその時赤になり、結果、タクシーは
わたしの目の前で止まってくれる形になったのだ。

この時、直感した。

わたしの気分は最悪だった。
遅れるかも、という良くない予想さえ立てていた。

それなのに、奇跡的な状況が重なって、
(たまたまタクシーが通りかかり、さらには
赤信号に引っ掛かって止まってくれた)
わたしはスムーズにタクシーに乗り、あっさり
目的地に余裕をもって着くことができた。

『もしかして。。気分と出来事って、
関係なくね?』

『わたしがどんな気分であろうと、
何を考えていようと、何をしようと、
実はこの世界って完璧にうまくまわって
くれてるんじゃね?』

肌でそう感じた。

ストン、と腑におちる感覚。

これは、最近、『内面 ≠ 世界』を感じた、
一見ささいな、しかし決定的な出来事だった。

そんなわけで、

神(とか世界とか宇宙とか、なんでもいいけど)は、
私たちがネガティブことを考えていたから、
感じていたから、バツとしてわるい現実を
与えよう……なんてケチなマネはしないのだ。

神(とか世界(以下略))は、私たちのことを
愛してやまないし、善きものすべてを、既に
無限に与えてくれている。

そう……

拒否しているのはわたしたちの方だったのだ。

ってなわけで、
何を考えていても感じていても大丈夫♪
と、安心してもらえたらなーと思います(^^)