なんでもあり

なんか宇宙って実は放っといても勝手に整ってくれるんじゃない? ということに気づいたつぶやきとか

ウォーリーのいない世界でウォーリーを探せ

前回の「前提」の記事について書き足したく
なったので追記。

(前回の記事をお読みでない方はまずそちらを
お読みください)




前提を間違えるのは、こんなことに似ています。




突然ですけど皆さん、「ウォーリーを探せ!」
ってご存じですかね?


あの、絵本で、沢山人やら動物やらごっちゃに
なってる絵の中からウォーリーというたった一人の
青年を探すものなんですけど。


で、例えば、ウォーリーに会うのが夢だ!
って人がいるとしますよね。
(仮にウォーリーが実在するとして)


その時に、前回の記事で挙げた【前提】を
間違えると、こんな感じになっちゃうんです。



あなたは、「ウォーリーに会う!」と決めた
瞬間に、その世界を作り出します。


それは、自分(五感、肉体)で感じられなくても、
その瞬間に変わっています。


そして、あなたの作り出した世界には…………









……………………









……………………















……………………















…………ウォーリーはいません(爆)






その、ウォーリーのいない世界で必死に、



「ウォーリーに会いたい!

ウォーリーはどこ!?

ああああたしのウォーリィィイイーー!!!」



と絶叫しているのです。



もう、なぜだかお分かりですよね。




【前提】が間違っていたからです。





この彼女(まあ彼でもいいんですが)の場合、




「ウォーリーに会う!」


と決めました。


そして無意識のうちに、こんな【大前提】を
採用してたんです。


「『今の時点で』会ったことはないけど、

いつかウォーリーに会う私」


と。







ハイ、もう前回の記事を読んでくれた奥さんなら
わかりますよね。








彼女は、「今の時点で会ったことはない」

という【前提】を採用したんです。




そして、本当は時間というものはなく、
『今』しかないですよね。





そうしたら?








『今は会っていない』

が永遠に続くんです。







つまり、あなたが「間違った前提」のもと

「ウォーリーに会う!」と決め、

瞬時に作り出したその世界には、





【ウォーリーはいません!】






なので、ウォーリーの「いない」世界を作り出して
おきながら、

「ウォーリーに会えない~、会えない~」

と言ってるようなもんなんです。




つまり、自分で気づかぬうちに、

【ウォーリーのいない世界でウォーリーを探せ

という、ムリゲーをしていたわけです。






こりゃ、いくら経っても叶うワケがありません。







もちろん、ものすごい努力をすれば叶う可能性は
あります。





例えば、いくら経ってもウォーリーに会えない
あなたは、その世界の中で

「もうこうなったら自分でウォーリーを
つくっちゃえ!」

って思ったとします。


そのために、手段を色々考えます。

「うーんと、ウォーリーだからやっぱ外国人よね。
アメリカ人かしら? だとすると、まずはアメリカ
に渡米して、ウォーリーっぽい顔の新婚夫婦でも
見つけて、何とかして友達になって、そして
男の子が産まれた暁には何としてでもウォーリー
って名前を付けてもらおう! そうしたらその
20年後くらいには私もウォーリーに会えるわ!
何て名案なの! ブラボー私!!!」


もちろんこれも悪くないですが、かなり労力の
要りそうな作戦ですよね。


そもそも、自分で「ウォーリーのいない世界」を
作っておきながら、その世界の中でウォーリーに
会おうとするからこんな不具合が生じるわけです。



「苦労して努力してようやく報われるストーリー
が大好きなの!」


という方でしたら何も言うことはありませんが、
もし彼女の望みがシンプルに「ウォーリーに会う」
だけだったら、


はじめっから『ウォーリーのいる世界』を
作っちゃえばいいだけの話です。




じゃあどうやって? というのが、最初に挙げた

【前提】

なのです。




【前提】を、望むものにする。





【前提】っていうのは、

「今こうですよ」

という宣言です。



あなたの中での『紛れもない真実』です。




時間の流れはいつでも『今』しかない。


そして、【前提】とは『今』の真実。


その真実は、いつでも自分が決められる。

というか決めている。

意識的であれ、無意識であれ。




なので、【前提】として、

『今、もうウォーリーに会ったことのある私』

を採用すればいいのです。



その瞬間、「ウォーリーのいる世界」が作られ、

「ウォーリーに会えたあなた」が現象化します。






もし今あなたが、こうする! と「決めた」にも
関わらず、もうずっと長い間それが実現していない
としたら、

それは知らず知らずのうちに自分でムリゲーの
世界を作り出し、

そのムリゲーを、知らぬうちにやっていたからなのです。



しかしこのムリゲーの救いは、

『自作自演』

だということです。




なので、自分で【前提】さえ変えれば、
即行ムリゲーは解除されます。




「いつかそうなる、未来にそうなる」
=「今はそうじゃない」


本当は時間はなく「今の連続」だから、
永遠に「今はそうじゃない」世界に留まることに
なる、


ということです。





この世界はあなたの決めたことが反映されている、

ごくごくシンプルな世界。




ならば決めちゃいましょう、

『今叶っている』と。





目に見える「現実(現象)」は、いつでもあなたの

心が先です。




たとえ目の前がどんな現実でも気にせず、

堂々とありたいことを決める。





それだけでいいのです。





あなたはこの世界のキング、現実は従者です。





あなたの決定に、従者(現実)は従います。




決めたら、あとは好きなことでもして日々
楽しんでいてください。



何かしたくなったらすればいいし、

したくなければしなくていい。





だってもう「叶っている」のですから。






ウォーリー万歳!!!