なんでもあり

なんか宇宙って実は放っといても勝手に整ってくれるんじゃない? ということに気づいたつぶやきとか

現実なんていとも簡単に変わる

今日は備忘録をかねて、少し長めに。


歯医者の予約をしていたので、その場所へ
向かっていた。

何となくいつもとは違うルートを通っていると、
新しい歯科ができているのを発見。

しかもそこは、見たところ、ちょっと前から
個人的に気になっていた「なるべく歯を残す
治療(削るの最小限とかそういう感じ)」を
モットーにしている様子。

とはいえ、もういつものところに予約して
いたので、「まぁ次回に行ってみるってことで
いいか……」と、そのまま通りすぎる。

と、どうやら、いつもと違う道を通ったために、
一本道を間違えたらしいことが判明。

正しい道に入ろうとしたら、ふと、カフェを
発見。

そこはなんと、以前から気になっていた、しかし
車がないと行けない場所にあったため行けないで
いたカフェの、支店だったのだ。

知らないうちに、いつの間にか出来ていたらしい。

そしてこの後、無事歯医者に着き、受付を行う。

すると、スタッフの方が私の診察券を見てこう
言った。

「今日。。ご予約されてましたか?」

「えっ? 確かに◯時から予約しましたけど」

「そうですか。。データの方にはちょっと
見当たらないのですが。。」

そんなはずはなかった。

2週間ほど前に確かに、電話をして予約したのだ。

予約してすぐ忘れないようにと、カレンダーと
携帯両方に予定を書き込んでいたから良く
覚えている。

しかしどういうわけか、データは残っていないと
いう。

こちらのミスかもしれませんが。。と前置き
しつつも、やはり予約の形跡がなく、また、
他の予約でいっぱいだったらしく、その日治療は
難しい旨を告げられ、病院を後にする。

外に出て、ふとある考えが思い付いた。

「そうだ。。さっきの新しい歯医者に行って
みようか?」

もちろん、飛び込みになるので受けてもらえるか
などわからないが、なぜか私は大丈夫そうな気が
して、意気揚々と道を戻った。

そして、新しい歯科医院に到着し、受付の方に
治療をお願いしてみると、少しの確認時間のあと、
快く受け付けてくれたのだ。

治療はとても丁寧で満足のいくものだった。

気を良くした私は、帰りに件のカフェに行き、
コーヒーをいただいた。

そして書き忘れたが、この日、歯科に行く途中で
立ち寄ったコンビニで、思いがけずお気に入りの
お菓子の新シリーズが販売していて即行ゲット
した、という幸運もあった。
(このコンビニに行かなければ、そのお菓子の存在
すら知らずにいた)

このように、いいこと続きだったが、中でも
特筆すべきなのは歯医者の予約の件である。

くどいようだが、確かに私は電話で予約をした。
何日か日にちの候補があって、ああでもない
こうでもないと悩んだからよく覚えている。

しかし、システムの不具合かスタッフさんのミス
か、いずれにしても予約は無効になっていて、
その結果即座に気になっていた歯医者に行けた。

こんな風に、本当は全ての現実が、「こうしたい」
と思った瞬間にそうなっている世界にぐにゃりと
変わるのではないだろうか?

あるいは、私が「その世界へ移動する」でも
良いのだけれど。

現実は固定されているようで実はすごく柔軟で、
それどころか、今この瞬間に決まっていること
など本当は何ひとつないのかもしれない。

こんな風に、ありえないことがポーンと起こって、
あっさり願いが叶う。

それに、歯医者以外のことだって、道を間違える
とかたまたまコンビニに別の用があって行った
とか、一見偶然に見えるけれども、それすら
「必然」に見えてくる。

カフェを見つけるために、道を間違えた。

お菓子を見つけるために、コンビニに用事が
できた。

新しい歯医者に行くために、前の歯医者の予約が
キャンセルになった。

もちろん狙ってなどいなくて、でも全く意図して
ない形でそれらの願いは叶っていく。

もしかしたら、気づかないだけで、人生の
あちこちでそういうことがもっと起き続けて
いるのかもしれない。

一見「なんだこれは!?」と言いたくなるような
出来事も(今回で言えば歯医者の件とかまさにそう)
高い視点から見ればすべてパーフェクトなのかも
知れない。

もちろん、そう思えないときは無理にそう思わない
し、「なんでこんなことになったんだー!」と
私なら暴れるけど(笑)

それでも、後から振り替えれば、
「ああ、あの出来事、絶妙だね」
と思えることって結構多いのかもしれない。

とにかく、現実は思った以上に何も決まってない。

そして、思いもよらない方法であっさり願いは
叶う。

そんなことを、強く確信した一日だった。